紙創り’エノコロ草’の作り方 [紙創り]
エノコロ草はうまく作れると非常に魅力的な雑草になりますが、穂の作り方に少しコツがいるので今までの制作を元に注意点・ポイントを上げておきます。(少し長くなります)
まずは雨の日(湿度の高い日)は避けて天気の良い日に作成した方が良い結果が得られるような気がします。
ただしパイル材が飛びやすいので無風状態が良いと思います。
エノコロ草の作り方
①心材の先端を少しカーブさせます。写真の心材はΦ6の丸棒に押し付けて癖を付けてあります。
この心材は既に作成した後のカット済みなので実際の半分程度の長さです。
心材は先に長さを調整してカットしてしまうと扱いずらくなるので、パイル付けが成功してから必要な長さにカットした方が良いです。
②プラ板の切れ端等に木工用ボンドを乗せ、アクリル絵の具等で色(オリーブグリーン)を付けます。
乾燥の速い絵の具を混ぜた場合は、ほんの少し水で薄めた方が良いようです。
心材先端のRを付けた部分ををボンドの中に漬けます。
③ボンドの量はこの程度です。
*ここから先、パイル付けは極力手早く行って下さい。
あまり慎重にゆっくり行うとボンドの表面が硬化し始め、パイル材が付きにくくなります。
④ボンドを付けた部分にパイル材を付けます。
パイル材は少し盛り上げておき、心材をそっとパイル材に当てるのがコツです。
パイル付けは、一番見栄えが良くなると思われる順番で記載します。
・まず先端にパイル材を付けます。
・Rの外側(上側)
・左右
・最後に盛ったパイル材の側面で、心材のRの内側(下側)を付けます。
・穂の完成
*パイル材を付ける時は同じ場所を何度も付けるとかえってパイル材が寝てしまい良い結果が得られないようです。
キットにはパイル材が必要以上に入っているので、失敗したら爪でそぎ落として何度でもやり直しができます。
⑤葉の作成
枠に付いた状態でアクリル絵の具等で着色します。下に紙を引いて表・裏を行います。
お勧めはMr.COLOR312グリーンです。
着色後塗料が乾燥するまでそのまま放置すると下の紙に付いてしまうので、着色後すぐに下の紙を取りましょう。
⑥葉の丸め
・葉を切り出し、葉脈を下にして固めのスポンジの上に並べます。
・葉の付け根から先端に向かって竹串等を使い、押し付けながら転がします。
押し付け圧を強くするとカーブを強く出来るので、葉先に向かって少しずつ圧を強めて転がします。
エノコロ草の穂に近い小さい葉はあまり垂れていないのでカーブは弱めが良いと思います。また、下の大きい葉は少し強めにカーブを付けます。
・葉の完成
⑦葉を接着して、心材に着色します。
穂を付けた心材は葉をつける前に長さを調整してカットしておいた方が、葉の間隔がつかみやすいと思います。
エノコロ草の葉は1箇所から1本しか出ておらず、少しずつ回転しながら葉が出ています。
また上の方の葉が小さい葉になり、一番上の葉から穂までは少し感覚が広いです。
これを元に心材に葉を上から付けていきます。接着剤はゼリー状の瞬間接着剤が良いと思います。
心材に塗装後に葉を接着すると、塗膜ごとはがれるので、葉を接着乾燥後に心材に着色します。
上から見ると
横
*エノコロ草は1株から4~5本の穂が出ています。
4~5本の穂をまとめ植えする場合は1本の茎につける葉は2~3枚程度が良いようです。
葉は大・中・小があり、これも余分にあるので、背の低い穂の場合は小さい葉を2枚程度とか、茎の長さに応じて葉の長さ・枚数を調整します。
完成写真
ブログ内リンク
走馬灯Vol.70
静電気を使った穂の作成
雑草の作り方
エノコロ、雑草、つた使用例
彩シリーズ
枯葉使用例
まずは雨の日(湿度の高い日)は避けて天気の良い日に作成した方が良い結果が得られるような気がします。
ただしパイル材が飛びやすいので無風状態が良いと思います。
エノコロ草の作り方
①心材の先端を少しカーブさせます。写真の心材はΦ6の丸棒に押し付けて癖を付けてあります。
この心材は既に作成した後のカット済みなので実際の半分程度の長さです。
心材は先に長さを調整してカットしてしまうと扱いずらくなるので、パイル付けが成功してから必要な長さにカットした方が良いです。
②プラ板の切れ端等に木工用ボンドを乗せ、アクリル絵の具等で色(オリーブグリーン)を付けます。
乾燥の速い絵の具を混ぜた場合は、ほんの少し水で薄めた方が良いようです。
心材先端のRを付けた部分ををボンドの中に漬けます。
③ボンドの量はこの程度です。
*ここから先、パイル付けは極力手早く行って下さい。
あまり慎重にゆっくり行うとボンドの表面が硬化し始め、パイル材が付きにくくなります。
④ボンドを付けた部分にパイル材を付けます。
パイル材は少し盛り上げておき、心材をそっとパイル材に当てるのがコツです。
パイル付けは、一番見栄えが良くなると思われる順番で記載します。
・まず先端にパイル材を付けます。
・Rの外側(上側)
・左右
・最後に盛ったパイル材の側面で、心材のRの内側(下側)を付けます。
・穂の完成
*パイル材を付ける時は同じ場所を何度も付けるとかえってパイル材が寝てしまい良い結果が得られないようです。
キットにはパイル材が必要以上に入っているので、失敗したら爪でそぎ落として何度でもやり直しができます。
⑤葉の作成
枠に付いた状態でアクリル絵の具等で着色します。下に紙を引いて表・裏を行います。
お勧めはMr.COLOR312グリーンです。
着色後塗料が乾燥するまでそのまま放置すると下の紙に付いてしまうので、着色後すぐに下の紙を取りましょう。
⑥葉の丸め
・葉を切り出し、葉脈を下にして固めのスポンジの上に並べます。
・葉の付け根から先端に向かって竹串等を使い、押し付けながら転がします。
押し付け圧を強くするとカーブを強く出来るので、葉先に向かって少しずつ圧を強めて転がします。
エノコロ草の穂に近い小さい葉はあまり垂れていないのでカーブは弱めが良いと思います。また、下の大きい葉は少し強めにカーブを付けます。
・葉の完成
⑦葉を接着して、心材に着色します。
穂を付けた心材は葉をつける前に長さを調整してカットしておいた方が、葉の間隔がつかみやすいと思います。
エノコロ草の葉は1箇所から1本しか出ておらず、少しずつ回転しながら葉が出ています。
また上の方の葉が小さい葉になり、一番上の葉から穂までは少し感覚が広いです。
これを元に心材に葉を上から付けていきます。接着剤はゼリー状の瞬間接着剤が良いと思います。
心材に塗装後に葉を接着すると、塗膜ごとはがれるので、葉を接着乾燥後に心材に着色します。
上から見ると
横
*エノコロ草は1株から4~5本の穂が出ています。
4~5本の穂をまとめ植えする場合は1本の茎につける葉は2~3枚程度が良いようです。
葉は大・中・小があり、これも余分にあるので、背の低い穂の場合は小さい葉を2枚程度とか、茎の長さに応じて葉の長さ・枚数を調整します。
完成写真
ブログ内リンク
走馬灯Vol.70
静電気を使った穂の作成
雑草の作り方
エノコロ、雑草、つた使用例
彩シリーズ
枯葉使用例
遅ればせながら…ダイオラマ、お見事です!
カッコいいですね~!
いいな~いいな~♪素晴らしいですね~。
何かのコンテストに出品なされるべきかと!
私はシャーマンのダイオラマ…ベースの材料費と製作時間のメドが立たずに停滞しています(悲)。
それにしても、紙創りが欲しくなりますね~。
まさか、穂を作るとは…ニクい演出ですね~。グッときました。
この記事、参考にさせていただきたいので
当分の間は削除しないでください(笑)。
by シェパード (2008-09-17 14:19)
シェパードさん
niceありがとうございます。
>何かのコンテストに出品なされるべきかと!
ありがとうございます。
ただ私はソウルモデラーなのであまりコンテストとかは好きではないのです。(´ー`)
とある人からは九州の展示会には誘われてはいるのですが・・・
たまたま、ここにたどり着いて’こんなの作ってみたたい’と思ってくれる人がいれば、それで’良かったなー’と思うのです。
それとしばらく停滞しているようだったので心配してましたが理由が分かりほっとしました。
>この記事、参考にさせていただきたいので
>当分の間は削除しないでください(笑)。
実は和巧の社長さんから今日連絡があり、和巧さんのHPからここにリンクを貼って頂いたので・・・削除はしません! (・∀・)
’紙創り’まだ色々出るようですよー。
by Hyatt (2008-09-17 21:00)